社員インタビュー

アルバイト経験から
仕事の面白さに惹かれて

教師職(集団指導)

K.M.

2019年入社 法学部卒業

#教師職(集団指導) #文系 #小学部 #社会

私の仕事

暗記ではなく
「考える」教科
社会の魅力をどう伝えるか

現在はSAPIX小学部で、社会を教えています。社会は地理・歴史・公民と学習する範囲が広いので様々な知識を得られますが、一方で暗記科目の印象が強い教科でもあります。私も子どもの頃は暗記するだけの勉強が嫌いだったので、「覚えられないから社会は苦手」という生徒の気持ちはよく分かります。でも本当は、基本的なことだけ覚えれば、後はその知識を使って考えていける面白い教科。生徒たちにも、その魅力を理解してもらえるよう指導しています。

とはいえ苦手なものは苦手、興味を持てない生徒がいるのも確かです。授業を経験しながら次第に分かったのですが、いくら生徒にやる気があっても、教材を読み上げるだけではまったく響きません。そこで、重要となるのが対話です。例えば、以前魚の養殖のことを授業で扱った際に「養殖は『密』だよね。どんな問題があると思う?」と問いかけたときのこと。生徒からは、新型コロナウイルスを連想して「病気になりやすい」という答えが返ってきました。そうすると、そこからさらに「病気を防ぐために薬を与えていることもあるんだよ」という事実を伝えたり、「養殖はなぜ必要?」とさらなる問いを投げかけたりと学びが広がっていきます。身近な話題をきっかけに用いることで、そこからディスカッションが発生し、考える力を育てる訓練にもなっていくんです。

子どもたちとそういったやりとりができることは、社会を教える魅力であり、私にとっての仕事の面白さでもあります。またディスカッションを通じて、生徒が理解しきれていない箇所・難しいと感じている部分を知ることもできます。SAPIXでは教材も独自で作成していますが、テストでは一部の生徒にしか解けないような難題に挑戦させることも必要なので、そういった点でも対話重視の双方向型討論式授業は役立っています。

日本入試センターの魅力

向学心ある生徒たちに
教えられることが喜び

自分がこの職業に就いた理由を考えてみると、もともと教えることが好きであったり助けたい気持ちが強かったり、そういった性格が起因しているように思います。小学生の頃に塾に通っていたときも、先生の真似事をして、友達に分からないところを教えていました。それが楽しかったという記憶が原点にあるのかもしれません。大学時代も家庭教師のアルバイトをしていたのですが、友人の紹介を受けてSAPIXの非常勤講師を務めることになり、その流れの中で今の自分が築かれていったように感じています。

ただ、就職活動では自分の可能性を狭めたくなかったので、教育業界だけでなくメーカーなどにもエントリーしていました。しかし教えることが好きだという性格に加えて、就職後に自分が働いている姿がイメージしやすかったというのもあり、やはり「この業界が自分に一番向いている」という結論に至りました。

業界内で志望していたのは日本入試センターのみでしたが、それは非常勤講師として働く中で、SAPIXに通う生徒の姿勢を見ていたからです。学ぶことに対して前のめりで、一を教えたら十も二十もレスポンスが返ってくるような、向学心の高い生徒ばかり。そんな環境であれば、教える側も大いにやりがいを感じることができるだろうと思いました。また、校舎内における先生同士の人間関係が良好だったことも、志望した理由の一つ。学生アルバイトの自分に対しても、経験豊富な先生たちが気軽に相談に乗ってくださいました。「自分にとって、充実した仕事ができる職場に違いない」と迷いなく入社を決めることができましたし、今でもその判断は正しかったと思っています。

今後の目標

遠い未来より「今」
生徒の頑張りを支えられる
教師になりたい

今はとにかく「授業に集中したい」という思いが強いです。同じ内容の授業を一日に4回行うこともあるのですが、同じクオリティの授業を安定して提供できていないのが課題です。反省と改善を重ねていくからか、毎日その日の最後の授業が一番良くなるんです。まだまだ自分の思った通りの授業はできていないと思うので、完成度を高めることが最優先ですね。受験という大きな壁を越えるため、そして今後の人生のため、一生懸命に学ぼうとしている生徒たち。その頑張りが悔いのないものとなるよう、しっかりと支えられる教師を目指したいと思っています。

学生へのメッセージ

塾講師に大切なのは
経験よりも柔軟な姿勢

この業界は入社前からアルバイトとして講師経験を積んでいる人も多く、その方が有利だと思われるかもしれません。確かに経験も大切ですが、それよりも自分の固定観念にとらわれずに新しいチャレンジをしたり、貪欲に知識を吸収したりできる人が輝ける業界だと思います。大切なのは、生徒たちの十人十色の声に耳を傾けながら、柔軟に取り組んでいくこと。それを忘れずにいれば、この仕事は想像を超えて楽しく、素晴らしいものになると思います。

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