
社員インタビュー
面接の場で自分らしさを
一番アピールできた会社
総合職
O.W.
2017年4月入社 文学部卒業
私の仕事
生徒はもちろん、
保護者の不安も
払拭できるように
現在は入社4年目で、総合職として校舎運営の業務を担当しています。仕事の幅は広く、受付業務の他、保護者の方の対応や生徒の出欠確認、お問い合わせへの対応など、いわゆる縁の下の力持ちとしての業務を担っています。
私が所属する小学部では、時期によっては幼稚園の年長クラスの生徒への対応をすることもあります。生徒の中には「ママと離れたくない」「行きたくない」と、泣き出してしまう子もいるんです。そんなときは、例えば普段は階段で教室まで行くところを、「秘密だよ」と言ってエレベーターに乗せてあげたり、一緒に教室の様子をのぞいて「こうやって勉強するんだよ」と話しかけたり、子どもの不安な気持ちにそっと寄り添う対応を心がけています。
泣いていた子どもを預けた保護者の方に、後から「大丈夫でしたよ」と伝えると、不安な顔がみるみるほっとした表情に変わって、心の底から「良かった」とおっしゃるんですよね。塾は主役である子どもの対応に目を向けがちですが、実はご両親の不安も同じくらい大きいもの。だから教室での出来事や様子を丁寧に説明し、不安を一つひとつ取り除くことも私たちの重要な仕事です。保護者の方から「ありがとうございました。安心しました」と言っていただけると、「よし、明日も頑張ろう!」と晴れやかな気分になります。
教師職の先生たちと違って、授業以外で生徒に関わる総合職だからこそできるサポートがたくさんあります。例えば受験が近づいて少しナーバスになっている生徒がいれば、カウンターから声をかけてちょっとだけ雑談する。それで少しでもリラックスして笑顔を見せてくれれば「よし!」と思えますし、こうしたコミュニケーションが仕事の楽しさに直結しています。

日本入試センターの魅力
子ども時代に戻れるなら
絶対SAPIXに通いたい
大学時代は塾講師のアルバイトをしていましたが、就職活動を始めた当初は塾業界にしぼらず、メーカーなど幅広い業界を見て回っていました。ただやっぱり教育の現場が好きで、肌に合うのでしょうね。この業界にはホーム感といいますか、「ここがやっぱり落ち着くな」という感覚があり、最終的には塾業界への就職を考えるようになりました。
もともと人見知りをする性格のせいか、面接でなかなかうまく自己アピールができなかったのですが、日本入試センターの面接では、自分らしさをしっかりと伝えることができ、初めて「うまくいった」という手応えが得られました。今思うと、おそらく採用担当の方が、話しやすい雰囲気をつくってくれていたのかもしれません。でもそのときの私は「ようやく相性の良い会社に出会えた!」と思ったんです(笑)。
先生として教壇に立つよりも、サポートする仕事に携わりたいと考えていたので、教師職と総合職でしっかりと業務が分かれている点も、日本入試センターを選んだ理由の一つです。塾によってはその線引きが曖昧な場合もあり、「よかったら先生もやってみない?」と誘われたこともあったので、会社を選ぶ際に注意してチェックしていました。
アルバイト経験や就職活動を通じて、いくつかの塾を見てきましたが、もっとも明るくて、にぎやかなのがSAPIXだと思います。先生と生徒がお互いに意見を出し合いながら授業を進めるので、校舎全体に活気があるんです。教室の前を通りかかって「勉強が楽しそうだな、うらやましいな」と感じることもあります。これは贔屓目なしに断言できるのですが、もし子ども時代に戻れるなら絶対にSAPIXに通ってみたいですね。

今後の目標
「この人に任せれば安心」
と言われるまで
受付を極めたい
入社当初は、何年か校舎での仕事を経験した後に、本部の業務に携わってみたいと考えていたんです。しかし4年目になって、「もっと受付を極めたい」という気持ちが大きくなってきました。きっとまだ自分の仕事に納得がいっていないのだと思います。
現在の校舎には優秀な先輩社員が数名いて、つい頼りにしてしまうことも少なくありません。どんな仕事に対しても自分から積極的に取り組んで、いずれは「この人に受付を任せれば安心」と言ってもらえる存在になるのが目標です。自分の力で校舎業務の切り盛りもできる、そんな受付のプロフェッショナルを目指しています。
学生へのメッセージ
最後まであきらめずに
「ここだ」と思える企業に出会ってほしい
今の会社から内定をもらったのが大学4年生の夏でした。決して早くはありませんし、すでに就活を終えた友人たちを見て不安になった時期もありました。ただ、今振り返って考えると、納得できる就職先が見つかるまで続けて、本当に良かったと思っています。焦る気持ちもあるかもしれませんが、就活期間よりも入社してからの人生の方がずっと長いですから、「ここだ!」と思える企業に出会えるまで、あきらめずに頑張ってほしいです。