社員インタビュー

受験で業界トップクラスの
合格実績が魅力的だった

教師職(個別指導)

K.S. 教室責任者

2017年4月入社 経済学部卒業

#教師職(個別指導) #文系 #PRIVATO #算数

私の仕事

生徒の「分かった!」
という表情を
間近で見られることが
個別指導の醍醐味

日本入試センターの個別指導部門PRIVATOで、小学4年生から6年生を中心に算数を教えています。個別指導の面白さは、何と言っても生徒一人ひとりにきめ細かな指導ができること。理解の速度も、つまずく箇所も十人十色ですから、個性をしっかり見ながら、本人に合わせた指導を心がけています。子どもたちの「そうか、分かった!」という表情を間近で見られること、それこそが個別指導の醍醐味です。また保護者の方から「家で先生のことが好きだと言っています」と声をかけていただくこともあり、そういった喜びの一つひとつが毎日の原動力となっています。

算数には苦手意識を抱く生徒も多いので、興味を持ってもらうまでの苦労はありますが、その分、教えがいのある教科だと思っています。大切なのはノートの取り方。最近は、算数が苦手な子のノートには共通した特徴があることが分かってきたので、時には数字の書き方や補助線の引き方から指導をすることもあります。

数学ができれば算数を教えるのは簡単だろうと思われがちなのですが、実は算数には算数ならではの難しさがあります。数学は数式を用いて答えを出しますが、算数はそうとも限らず、時には数学以上に頭の柔らかさが求められます。一度答えを出した後も、「他のやり方は?」「近道があったのでは?」と、何度も振り返るようにしています。

まさか大人になってから、地頭を鍛えることになるとは思ってもいませんでしたね。ただし、頭を使うのは私ではなく、生徒側でなくてはいけません。だからどこまでアドバイスをするべきか、その見極めが非常に難しい。教えはするけれど、教え過ぎてはいけない。このバランスを自分に問い続けることが、教師職のもっとも大変な点であり、同時にやりがいでもあると感じています。

日本入試センターの魅力

先生同士で
切磋琢磨できる環境が
ここで働く魅力の一つ

大学の4年間で、個別指導の塾でアルバイトとして数学と英語を教えていました。苦手だった教科が得意になっていくなど、生徒たちの成長を見守れた経験は、今の私の基盤となっています。就職活動では当初、金融系の企業や公務員も視野に入れていたのですが、どこか肌に合わないという感覚がありました。やはり自分は教育に携わる仕事をしたいのだと気づいてから、塾業界にしぼって就職活動をすることに決めました。

ただ塾業界といっても様々な企業があります。その中でも、私は教育を通じてできるだけ多くの人と関わり、やる気のある生徒の支えになりたいと考えていたので、受験で業界トップクラスの合格実績を持つ日本入試センターへの入社を決めました。集団指導と個別指導の2つの教師職から選べることも大きかったですね。集団指導には集団指導ならではの良さがありますが、これまでのアルバイト経験と自分の性格を考えて個別指導の道を選びました。人前に立って授業をするよりも、一人ひとりの生徒にじっくり向き合う方が力を発揮できると思ったのです。

研修中はベテランの先生の授業を見学したり、私の授業を見てくれた他の先生からフィードバックをもらったりしながら、徐々に授業の質を高めていきました。アドバイスの中には耳の痛い言葉もありましたし、一から教わる大変さはありましたが、SAPIXは「復習主義」をはじめ指導法の軸がしっかりしているので、迷うことはなかったですね。研修期間が終わっても、教師という仕事の学びに天井はありません。今でもときどき先輩の授業を見学し、「こんな教え方があるんだ」と参考にしています。他の先生と切磋琢磨し、互いに高め合える環境があることも、ここで働く魅力の一つです。

今後の目標

去年より今年、
今年より来年と
指導の質を高めていきたい

生徒たちの長い人生の中で、私の指導が絶対に「正解」であるとは限りません。それでも常に「正解」だったと生徒に思ってもらえる授業を、今後も提供し続けることが今の目標です。これから5年、6年と教師を続けていく中で、1年前には気づけなかった新たな指導のポイントが見えてくるものです。そうしたたくさんの気づきを授業に反映させていくことで、去年より今年、今年より来年と、指導の質を高めていきたいと思います。また授業に加え、今年になって非常勤講師の方の研修を任される場面が増えたので、自分の経験を活かして、彼らが働きやすい職場をつくっていくことにも尽力していきたいですね。

学生へのメッセージ

就活における「縁」は
動き回ってつかみ取るもの

就活は、「縁」であるとよく耳にしますが、それは天から降ってくるような縁ではなく、自分から動き回ってつかみ取る縁ではないでしょうか。だからこそ、時間の許す限りは業界や職種を問わず、色々な仕事を見て回った方が良いと思います。その中で「良い人に出会えた」や「面白そう」と感じたのなら、それがまさに縁のある仕事なのではないでしょうか。

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