社員インタビュー

1教科専任制だから
得意な国語に専念できる

教師職(集団指導)

Y.N.

2018年入社 文学部卒業

#教師職(集団指導) #文系 #小学部 #国語

私の仕事

生徒との一体感が
生まれる瞬間
何よりやりがいを感じる

SAPIXの小学部で、国語を担当しています。小さい頃から「先生になりたい」という気持ちがあったので、大学に入学してすぐ、学習塾で国語を指導するアルバイトを始めました。当時も今も変わらず、授業をしているときが一番楽しいですね。教えたことがうまく伝わったと実感できたときは、喜びもひとしおです。こちらから一方的に教えるだけではなく、子どもたちも色々な答えを返してくれたり、自分の考えをいきいきと話してくれたり。そんな風に生徒との一体感が生まれると、心の底からやりがいを感じます。

生徒と接する中で大変だと感じることはありますが、苦労を癒してくれるのもまた、子どもたちです。SAPIXに通っている生徒たちはどの子も、独特の感性があって面白いんですよ。先日なんて、ある生徒から「先生のことザビエルより好きだよ」と言われました(笑)。最初はどう受け止めたら良いか分からなかったのですが、よくよく聞いてみるとザビエルは、その子が二番目に好きな人だったらしくて。「じゃあ私が一番ということか!」と気づいて、とても嬉しかったですね。そういった何気ないやりとりが、本当に楽しいんです。

アルバイトのときは個別指導、今は集団指導を担当しています。授業の形態は変わりましたが、3年目を迎え、ひょっとすると根本は一緒なのかなと考えるようになりました。集団指導の場合、授業の流れをより緻密に組んでおく必要がありますし、人数が多いので想定外の事態が起きることもあります。ただ、教える対象が集団であっても、結局のところ一人ひとりをしっかり見るのは個別指導と同じ。「これはこの子に一番伝えたい」ということがあれば、特にその子に伝わるように気をつけながら、生徒全員の学びにつながるような授業を目指しています。

日本入試センターの魅力

先輩社員からの
言葉や刺激が
自信と成長に
つながっている

アルバイトでの経験から、大学4年生になる頃には「これからもずっと生徒の成長に関わりたい」と考えるようになっていました。そのため就職活動は最初から塾一本。むしろ日本入試センター一本といっても過言ではないほど、最初からしぼっていましたね。理由は何と言っても、1教科専任制であること。他の塾もいくつか見たのですが、一人の先生が色々な教科を担当する塾が多く、国語だけに専念できるのは、ほぼSAPIXだけだったように記憶しています。文学部で4年間学んだ者として、そして一人の国語好きとして、自分の知っていることや教科の面白さを生徒にしっかりと伝えたかったので「国語専任」にこだわりました。

入社後の研修では模擬授業も行ったのですが、この模擬授業が、今までの人生で一番なのではないかというくらいに緊張しましたね。板書での漢字の書き順など、自分で気になりながらも疎かにしていた点についても指摘され、「仕事として人前で教えるには、自分も学び直さなくてはいけないのだ」と身が引き締まりました。一方で「今の流れは良かったね」などと褒められたところもあり、研修でかけられた言葉の一つひとつが自信や成長につながったと感じています。

その後の仮配属の際には、授業の進め方から教材の使い方まで細かくアドバイスをもらい、周りの先生方には本当にお世話になりました。SAPIXの先生は、皆さんすごく面倒見が良いんです。どの校舎でも先輩社員から情報提供やアドバイスを受けることができるので、入社したばかりであっても、大きなストレスを感じずに働ける環境だと思います。そして自分の教科に情熱を持っている人ばかりなので、一緒に働いていて刺激を受けることも多いです。

今後の目標

授業が一番の幸せ
これからもずっと続けたい

とにかく今思っているのは、ずっと授業をしていたいということ。目の前の生徒一人ひとりに、「あの先生の授業を受けて良かった」と将来思ってもらえるような授業をするのが目標です。そのために教室の空気づくりから、生徒への問いかけのタイミング、そして教材からはみ出ない範囲でのユーモアのあるやりとりなど、今も色々工夫を凝らしています。ただ、まだまだ未熟な部分が多いのも事実。今日より明日、今年より来年と、どんどん授業の質を高めていけるよう、自分自身も成長して教え方を更新していきたいです。

学生へのメッセージ

自信を持って踏み出せば
会社はきっと応えてくれる

どんな会社でも、就職活動を通じて知ることができるのはほんの一部に過ぎません。だからこそ「どんな会社か見極めてやろう」と気負いすぎない方が良いのではないかと思います。むしろ大切なのは、根拠のない自信。「私が決めた会社なのだからきっと大丈夫!」という気持ちで一歩を踏み出せば、きっと社会人として良いスタートが切れるはずですし、会社もその期待に応えてくれるのではないでしょうか。

日本の未来をひらく教育に、
あなたも携わりませんか?